バラ色の人生のために、何を食べ、何を食べないようにしたか。

人はそれぞれに育った環境、体質、体の状態が違います。
私にとって何がいいかを決めるには、自分で試すしかありませんでした。

朝はコーヒーにグラスフェッドのバターを入れるといいらしいと本で読み、アマゾンでグラスフェッドのバターは高いなぁと思いながらも、ポチリました。

試した結果、下痢になりました。

どうも私の体は、カカオ70%の美味しいチョコレートでも、バターでも、油脂が多いとお腹がすぐにゆるむようです。

ニンジンリンゴジュース、スムージー、白湯、朝食は摂らないほうがいいなど、次々にこれが最高だ!というモノが出てきますが、自分に合うかどうかは、やってみるしかありません。

どんな時代も、変わらずによいとされるのは、食べ物そのものよりも、腹八分目、よく噛む、彩りよく食べる、という食事の仕方です。

消化は、体にとって大仕事です。栄養やエネルギーとして使われるまでに、食べ物は各臓器で消化液を出し、何度も分解し、小さな物質にしていきます。

ただでさえ大変なのに、大量の食べ物が毎日のように続けば、体は消化に疲れ果ててしまうでしょう。

消化は、歯で食べ物を小さくし、唾液を加えるところからはじまります。口の中で、食べ物をよく噛んで小さくすれば、その分胃の負担が減ります。噛むことは顎を動かし、脳への血流もよくします。よく噛むことはとても大切なことです。

昔の人は、栄養のことなど知りませんが、ニンジン、里芋、コンニャク、シイタケ、キヌサヤなど、煮物も色とりどりで、見ためで美味しそうになるようにしていました。色とりどりは、いろいろな栄養素を摂ることにつながります。

ブロッコリー、ミニトマト、ジャガイモ、ニンジン、セロリ、パプリカ、明るい色は食欲がわいてきます。

何を食べると気分がいいか、後味がよいのか。何を食べると、胃が重苦しくなりシクシク痛むのか。自分の体はちゃんと知っているし、サインを出していたのに、以前の私は食べたものと体調の関係に気づきませんでした。そして、ちょっとした嫌な感じが、どんどん増えていったのです。

 

私にとって食べないほうがいいものは、砂糖、バター、マーガリン、添加物の多いもの、加工食品、冷凍食品、血糖値を乱降下させるものです。

今は少しずつ、自分の体に合ったものを見つけ、食べることを楽しんでいます。自分の体に合うものを、よく噛んで、彩りよく、適度に食べる。

分量は、前回お伝えした、大きなお皿を思い浮かべ、タンパク質(肉、魚、卵、豆類)1/4、糖質(ご飯、パン、パスタ・うどん・そばなどのめん類)1/4、野菜類2/4です。

食べた後、ほっと落ち着き、満足するものが、私にとってバラ色の食事です。

私のバラ色は、一重のごく地味なバラのイメージです。
次回からは、大好きなバラについて、少しお話させてください。
今日も読んで下さり、ありがとうございました。