サツマイモのビタミンCは柑橘類並み!

こんにちは、kyokoです。

 

冬はイモが美味しい季節です。

トン汁にイモ、スーパーの入口には必ずいい匂いの焼き芋、あげたての芋のてんぷら、ふかし芋。

イモは葉で光合成をして、できた養分を根や地下茎に蓄えたものです。

食料としてのイモは、焼く、煮る、炒めるなど簡単な調理で食べることができます。

デンプンなどの炭水化物を多く含み、食物繊維もたくさんあります。

今流行のタピオカは、キャッサバというイモの加工品です。

 

いも類の分類

さつまいも

カイアポ芋

キャッサバ

地下茎

ジャガイモ

菊芋

 

球茎

タロイモ

里芋

こんにゃく芋

担根体

ヤムイモ

山芋

長芋

大薯(だいしょ)

自然薯(じねんじょ)

ながいも

銀杏芋(いちょういも)

捏芋(つくねいも)

 

ジャガイモ

・ビタミンⅭが多く、デンプンによって守られているので長期保存や加熱料理をしても壊れにくい。

・余分な塩分を体外に出すカリウム、食物繊維もある。

 

サツマイモ

・ビタミンⅭが豊富で、100g中の含有量は柑橘類に匹敵する。料理をしても壊れにくい。

・ビタミンB群やベータカロテンも豊富。

・サツマイモを切った時の白い液はヤラピンという成分で、便通をよくする。

 

里芋

・イモ類のなかでも特に食物繊維が多い。便通の予防・改善、大腸がんの予防などが期待される。

・カリウムや銅といったミネラルが多く含まれる。

 

山芋

・デンプン分解酵素のアミラーゼを多く含んでいるので、病後や夏バテなど食欲不振の時にも胃腸の働きを助けてくれる。

・水溶性のビタミンであるコリンが含まれている。神経伝達物質アセチルコリンのもとになるもので、脳の記憶力アップに役立つ。

 

サツマイモとジャガイモの保存について

サツマイモ

①傷のないものを選ぶ。傷のあるものは痛みやすい。

②泥付きのまま日陰で3~5日、乾かす。

③乾いた泥を軽く落とし、一つずつ新聞紙で包んで、ダンボールや発泡スチロールの箱に入れる。

④ふたをして、通気孔をあけ風通しをよくし、室内の温度変化の少ないところで保存する。

⑤寒冷にあうと腐り黒斑がでる。中毒することがあるので食べないほうがよい。

 

ジャガイモ

①光を当てない。ジャガイモは光を当てると芽を出し、有害物質の「ソラニン」を増加させる。日光だけでなく、蛍光灯など光の当たる場所をさける。

②湿気や乾燥に注意する。湿気が多いと腐りやすくなり、乾燥しすぎると、味が落ちる。ダンボール、麻袋、新聞紙などにくるんで保存する。

③風通しのいいところで保存する。もし腐っているのをみつけたら、すぐに取り出す。そのままにすると、全部にうつる。

 

料理のポイント

・イモ類は乳製品と相性がいいので、グラタンやクリームスープに向く。

・ほくほく系の男爵、黄爵などはポテトサラダに。

・煮崩れしたくないときはねっとり系のメークイン、レッドムーン。

・甘みの強い安納芋や金時は焼き芋。

・カロリー、食物繊維、ビタミンCなどはあるが、タンパク質が少ないので、肉、魚、卵など他のもので補う。

 

 

結び

 

 

私のお気に入りのジャガイモは、「きたあかり」。肉じゃがにしたとき、いい感じに煮崩れるからです。

サツマイモが食べたくなると1~1.5㎝くらいにスライスして、トースターで15分くらい焼いてかんたんおやつの出来上がり。サツマイモはビタミンCが豊富です。

サツマイモを食べると、必ずおならが出ます。
食物繊維が消化されるとき、腸内細菌により発酵作用がおきるからだそうです。
食べてから1時間半~2時間で出はじめるので、サツマイモはおならがでてもいいときに食べます。

サツマイモはふかして食べるのが、一番好きです。私の田舎では仕上げに塩を全体に振りかけます。甘みが余計にきわだって、ホクホク感がたまりません。やっぱ「紅あずま」がいいなぁ。

次の日の、お腹のスッキリ加減も最高!

 

 

今回お世話になったサイト

JA倉敷かさや

栄養面から見た「イモ類」の特徴と調理法