24節気24番目、大寒(だいかん)です。

2019年1月22日

1月20日から24節気24番目、大寒(だいかん)です。

私は今年まだ雪を見ていません。今日も天気が良くて、空は青く澄んでいるのですが、部屋の中にいるとシンシンとした冷えを感じます。

 

金沢では今季一番の積雪になるという予報が出ています。すでに今冬一番の積雪があるのに、夕方から夜にかけて更に活発な雲が通過する見込みだそうです。北陸地方の方は心配ですね。

 

 

真冬の寒さですが、日の当たる部屋や車の中では、日差しが少し強くなっているのを感じます。ロウバイや梅の花もちらほら咲き始めました。

 

1月20日から立春の前日、つまり節分の日までを一年で一番寒い時期という意味で、大寒といいます。冬の朝、キーンとした寒さに、手足は冷たいけど、すがすがしさも感じます。

 

2月3日の節分は、今は年に一度だけですが、昔は立春だけでなく、立夏、立秋、立冬の前日も節分と言っていたそうです。

 

節分の日は、季節の変わり目に現れる鬼を、豆をまいて追い払います。そして夜は、その年の縁起のいい方角に向かって、願い事をしながら「恵方巻」をかじる習わしがあります。コンビニで扱うようになって、有名?になりましたね。

 

恵方巻の食べ方にはルールがあります。

  • 一人一本を切らずに丸ごとかぶりつく。
  • 恵方とは、その年の幸福を司る年神様がいる方向なので、その方角に向かって食べます。
  • 無言で食べる。しゃべると運が逃げてしまうので、最後まで無言で食べ終わる。

 

太巻き一本はかなりの量なので、食べきれる人限定の願い事ですね。

 

 

寒い時期は、体を温めるのにエネルギーを使います。口の端が切れたり、手がガサガサにならないように、野菜やお肉をしっかり食べて栄養を摂れば、免疫力も高まり風邪対策にもなります。

 

ロールキャベツ、肉じゃが、ブロッコリーのサラダ、小松菜の煮びたし、カボチャのグラッセ、野菜カレー、そしてなにより簡単で効果抜群なのが、トン汁です。

 

トン汁の具は、豚肉、ゴボウ、サトイモ、サツマイモ、ダイコン、ニンジン、タマネギ、こんにゃく、キノコ、あれこれたくさん入れたほうがおいしいですね。

 

使いかけのダイコンやニンジン、タマネギを入れてしまえば、冷蔵庫はサッパリ。味付けは味噌だけというシンプルさ。それが美味しくて、体はホカホカ。私はトン汁が大好きです。

 

さっと読めるよう、なるべく短い文を心がけました。
一年間、読んでくださって、ほんとうにありがとうございます。

本を片手に、調べながらのあっという間の24節気でした。

これからも、みなさまのご健康をお祈りいたします。

下記は一年間、参考にさせていただいた本です。

「二十四節気にあわせ心と体を美しく整える」村上百代 著  ダイヤモンド社

「日本の七十二候を味わう楽しむ」 広田千悦子 著  王様文庫

「にっぽんの七十二候 知れば知るほど暮らしがゆたかになる」 枻出版社

「暦と日本人88の謎」 武田櫂太郎 著 だいわ文庫

「暦はエレガントな科学」 石原幸男 著 PHP

「日本の暦」 歴史読本編集部 編  新人物文庫

「食べ物のメリット・デメリット」 川島昭司 著 三笠書房