伏見稲荷大社の稲荷山は、エネルギッシュであやしくて、面白い!!

2018年4月14日

伏見稲荷大社の稲荷山は、エネルギッシュであやしくて、面白い!!

4月3日 伏見稲荷大社

 

お正月に、ご祈祷をしてもらいましたが、稲荷山に登るのは初めてです。

 

寺というのは、さまざまな宗派がありますが、心を静め、欲から解放されたり、心の平安を求めるため、たたずまいも静かで厳かな感じです。

 

しかし、伏見稲荷大社は、入口から朱色の鳥居、桜門、本殿、とにかく明るくエネルギッシュです。

 

1300年続いている伏見稲荷大社は、全国のお稲荷さんの総本宮です。
御祭神である稲荷大神は、奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日にこの地に鎮座し、これからも、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就など、人々が幸せを求め信仰する「神様と自然と人とが共生する稲荷山」であることを大切にしていくそうです。

 

今回は山頂を目指すので、すぐさま赤い鳥居のトンネルへと向かいました。 いつまで続くんだろうと思うくらい、鳥居は続きます。そしていつしか、山登りになっていました。

 

アジアはもちろん、ヨーロッパ各国の言葉が聞こえ、世界中の人が集まったのかと思うくらい、人種が多彩で数も多いです。みんななんでこんなに楽しそうなんだろう。なんでこんなところまで来てるんだろう。でも、わかる気がする。日本人の私でさえ、アメイジングなんだもん。

登るにつれ山はだんだんあやしい雰囲気を漂わせ、折り重なる小さな赤い鳥居が、長い間にわたる人間の願いや欲そのもののような気がしてきます。

 

はじめはお祈りしていましたが、あまりの多さに、ところどころで「よろしく~」と手を合わせるだけになってしまいました。神社では、「いつもありがとうございます。」というのが正しいそうです。

 

稲荷山を一周して戻るには、2~3時間くらい余裕を持ったほうが、休憩したり、意外なものを発見したり、出会ったりできて、面白いです。

 

稲荷山は、なんか不思議で、エネルギッシュで、楽しいところでした。

伏見稲荷大社