京都駅から大原へは、C3バス乗り場より、17,18番系統の赤いバスで約一時間です。

2018年4月14日

京都駅から大原へは、C3バス乗り場より、17,18番系統の赤いバスで約一時間です。

 

4月2日 大原へ 

 

ホテルから歩いて四条河原町バス停で17番系統の赤いバスで大原へ向かいました。 約45分くらいです。
私たちは9時ごろ乗ったので、バスはまだすいていました。

 

京都駅からだとC3 乗り場で17番、18番系統のバスに乗ると、約一時間ほどで着きます。

 

私たちを乗せたバスは三条大橋を渡ると、川端通を鴨川の流れをさかのぼるように走っていきます。 鴨川から高野川ぞいの土手には、いったいどこまで?というくらいサクラ並木が続いています。

 

私はバスの一番後ろの左の席に、少し窓を開けて座ってっていたので、サクラと鴨川の流れ、初夏のような風を感じながら、ときどき大きく弾むバスと同じように心が弾んでいました。

 

大原は、京都で英会話学校を経営し、ハーブ研究家であるベニシア・スタンリー・スミス さんの「猫のしっぽカエルの手」という番組を見てから、いつか行ってみたいと思っていました。

 

大原に入ると、なんだかなつかしいような穏やかな風景が広がっていました。

 

大原バスターミナルの案内板で三千院を確認し、野鳥たちの声がにぎやかに出迎える、渓流のわきの道をゆるゆると登って行きました。

 

まずは来迎院をめざしました。そこは山深い苔むした寺というたたずまいです。いろんな種類の苔がはえていました。気持ちがいいので、もう少し上にある、音無の滝にも行ってみました。

 

山の新緑を楽しみながら下り、右に曲がると三千院です。静かなゆったりとした気持ちになるお寺です。客殿から聚碧園(しゅうへきえん)を眺めながらのお抹茶 は、格別の時間でした。

円融蔵(えんにゅうぞう)には天女の絵があり、平等院の雲中供養菩薩が大好きな私には、とても興味深かったです。

 

広い庭をぐるりとまわるとお腹がすいたので、三千院の入口にある「芹生(せりょう)」で、私は「湯豆腐膳」、夫は「京ゆば膳」をいただきました。どれもとっても美味しかったです。 ここは温泉もあり、泊ることができるので、大原を散策するときにはぜひまた来たいです。

 

バスターミナルまで戻り、 今度は反対方面の寂光院へ向かいました。天台宗の尼寺です。
建礼門院が隠棲し晩年を過ごしたというお寺は、こじんまりとしたお庭の美しいところでした。

 

おみやげ屋さんが、京都に行こうと思えばすぐに行けるし、買い物は車で15分も走れば琵琶湖のほうに店がたくさんあるから買い物は便利だよ。最近雪は年に3回くらいしか降らないし、いいところだよと言っていました。

 

しかし大原は、京都市の観光行政で「里の風景保存地区」なっているので、「市街化調整区域」という住宅建設制限があり簡単に新規に住宅を作る事ができないそうです。

 

大原に住みたいばかりに不動産屋まかせで、とんでもなく不便なところに住むことになってしまった人もいるから、自分でしっかり調べないとだめだよと教えてくれました。

 

京都に近い景色のきれいな田舎。私も、住みたいなぁ。

大原