スギの巨木が乱立する日光東照宮と二荒山神社

こんにちは、ゆるまじです。

今日はちょっぴり風が冷たかったですね。

 

去年、日光東照宮では御鎮座四百年記念スペシャルコンサートがあり、

野外特設ステージで和楽器バンドのコンサートがありました。

夫がどうしても見たいというので行きました。

 

和楽器バンドはボーカルは詩吟の師匠、尺八も師匠、

和太鼓、三味線、箏もかなりの腕です。

和楽器を使い和テイストのロック。

以前聞いたときはガチャガチャしていたのに、

今はとってもいい感じに仕上がっています。

熱烈ファンがたくさんいて、なかなかおもしろかったです。

 

東照宮には樹齢400~800年杉の巨木が普通にたたずんでいます。

眠り猫の下をくぐり、奥の院へ向かう石段のわきにも大きな杉がたくさんあります。

宝塔はちょっと不思議な感じです。

その後ろには願いをかなえてくれる杉の古木があります。

去年の私の願い事、叶いますように。

 

行きたかった二荒山神社の後ろの山は、

杉の巨木が乱立していてほんとにすごい。

立派なイチイとコウヤマキもありました。

 

大きな古い寺社には、大抵大きなご神木があります。

神社ができて、ご神木を植えたのだと思っていましたが、

実は、大きな木が生えるところに神社を建てた。

というのをどこかで読んだ気がします。

 

古神道では、神木をそのまま神体として祀っていたり、

神社はなくても神木が信仰をあつめているところもあるそうです。

むかしから大きな木は、人にとって特別な存在だったのですね。

 

奈良や京都の寺院に使われている柱や梁を見ると、

昔の日本の森林は、どれだけ豊かだったのだろうと思います。

今でもの建て替えのための木を育てるために、

入山禁止の山を所持している寺社があります。

 

春の日差しのまぶしさのなかで、

木々が動き始めたと感じる今日この頃です。

枝先にエネルギーを秘めて、一気に新芽をだすのでしょう。

 

昼休みに公園を散歩すると、

カワズザクラはすでに美しい新緑でした。