ハッピースィーツのバラ色はかりそめ。

新しい価値観や自分にぴったりくる言葉を見つけ、ご機嫌なうちはいいのですが、疲れたり、誰かの言葉が気になったり、物事がうまくいかなくなったりすると、どんよりした気持ちになり、自信もエネルギーも影をひそめてしまいます。  

 

いつも、なるべく、バラ色で生きていたい。
私の人生はバラ色だと感じていたい。

 

そのためには、信念、からだ、食事、運動、仕事、生活など、私の生きていく環境とその中心にある魂を整える必要があります。

そのなかでも、からだをつくり、気分までを左右する食事の大切さは、体調を崩した私にとって、とても重要なものです。

私たちは、一人暮らしをはじめたり、結婚すると、いきなり決まった金額の中で、食事を摂ることになります。

食事の何にどれだけお金がかかり、どうやりくりすればいいのか。献立の立て方、食材や調味料のことなど考えたことも、教えてもらったこともないのに、毎日の食生活は突然始まるのです。

これはからだにとって、いいものなのか、そうではないのか。保存料、添加物はからだにどう作用するのか。

糖質って何?血糖値、GI値、GL値、インスリン、グルテン、リーキーガット・・・私たちは食べ物と体の関係を知らないまま、今まで食べてきたものをたよりに、お金と相談しながら食事を摂ります。

わざわざ献立を考え、材料を買って、料理をしなくても、冷凍食品、インスタント食品、チルド、カップ麺、パックされたおそうざい、便利なものがたくさんあります。

そして、おやつにコンビニスィーツ、スナック、ケーキ、せんべい、チョコレート、アイスなど、たくさん砂糖が使われたものが、手軽に手に入ります。

その砂糖は、麻薬と同じ製造過程をとる精製度の高い、依存性の高いものです。

口にすると、「美味しい」「うれしい」「ハッピー」という、快楽ホルモンが出ます。そして、もっと、もっと食べたくなります。

人はいつだって、幸せ気分でいたいのです。
不安になったり、イライラすると、甘いものが食べたくなりませんか?

依存症になった脳が、「甘いものを食べてハッピーになろうよう~」と働きかけます。 

 
砂糖は急激に血糖値を上げ、それを下げるためにたくさんのインスリンを出します。血糖値の乱高下によって、体調不良や眠気はひどくなるばかりです。

 

砂糖の歴史は、かなりヒサンです。砂糖がからだに及ぼす症状もヒドイです。ぜひ、ハッピースィーツの本当の姿を確かめてみてください。驚くことばかりです。

 
砂糖に興味を持つことで、今の世の中の食が、どんなものであるのかが見えてきます。

 

 

次回は、砂糖を減らすことで、私にどんな変化が起きたのかを聞いていただけるとうれしいです。