食事のあと、みぞおち痛くないですか?

2020年2月5日

食事のあと、みぞおちから背中が痛くなったら膵臓かも。

今日は膵臓です。食べたものを消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変える働きをしています。

膵臓がうまく働かないと各細胞に栄養が供給されずエネルギーができません。

膵臓は胃の裏の背中側にある臓器なので、炎症が起きるとみぞおちから背中側に痛みがあらわれますが、ダメージの自覚症状がわかりにくい臓器のようです。

 

糖尿病予備群にとって大切な、血糖値を下げるホルモン、インスリンをつくってくれているのも膵臓です。

脂肪分の多い食事をとり続けると、膵臓がたくさん消化酵素を分泌しなくてはならなくなります。

膵臓は一度壊れるともとにもどらないので、みぞおちから背中に痛みを感じたら、はやめに受診しましょう。

 

膵臓のやくわり

  

膵臓は胃の裏側にある15㎝くらいの臓器です。二つの分泌機能があります。

外分泌機能・・食物を消化する消化酵素(膵酵素)を十二指腸に分泌します。

内分泌機能・・血糖値の調整をするホルモン、インスリンなどを血液中に分泌します。

 

膵臓が分泌している主な消化酵素

アミラーゼ・・糖質を分解します。

トリプシン・・タンパク質を分解します。

リパーゼ・・脂肪を分解します。

ランゲルハンス島細胞・・糖の代謝に必要なインスリン、グルカゴン、ソマトスタチンなどのホルモンが分泌されます。

膵炎

お酒をたくさん飲んだり、揚げ物など脂肪の多い食事のあと、みぞおちあたりが痛くなったら、膵炎の可能性があるそうです。

 

急性膵炎

原因は、アルコールの飲み過ぎです。アルコールを大量に飲むと、膵液の分泌がさかんになり、膵液が膵臓にあふれ自己消化を起こして、膵臓にダメージを与えます。

肉や揚げ物などをたくさん食べた後になることもあります。脂肪分を大量に摂ったことが原因です。

激痛なのですぐに治療を受けることになります。

 

慢性膵炎

軽いうちはみぞおちあたりの痛みも少なく、すぐにおさまるので放置したり、胃の痛みと間違えて市販薬を飲んだりしているうちに、慢性化させてしまうことが多いそうです。

膵臓の組織は一度壊れると元に戻らないので、消化酵素が十分に分泌されず食べ物が消化しにくくなります。そうすると下痢になったり、消化されなかった脂肪が便と一緒にドロドロになって排出されるそうです。

 

結び

慢性膵炎が進行すると膵臓の組織が破壊され、血糖値をコントロールするインスリンを分泌できなくなり、糖尿病予備群にとっては困ったことになってしまいます。

膵臓の負担を減らす食事は、揚げ物や炒め物、脂肪の多いケーキなどのデザートを、できるだけ少なくすることだそうです。

糖尿病予備群にとっては、炭水化物だけでなく、脂肪の多いものも要注意なのですね。

 

 

今日お世話になったサイトです。ありがとうございます。

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参考文献
栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(監修) 西東社