卵が玉子になるとき、完全栄養食になる!
こんにちは、kyokoです。
卵の気になるところを、短くまとめました。
私たちは、食事から摂らなければならないとされる9種類のアミノ酸があります。その必須アミノ酸がすべて含まれているのが卵です。
値段も安定してるし栄養豊富、いろんなメニューに使えるしほんとお役立ちの卵です。
卵と玉子
卵・・生き物すべての「タマゴ」は「卵」と書き子孫繁栄として孵化する前提のものを「卵」と言うそうです。
玉子・・生物学的な「卵」という大きなカテゴリーにおける鳥類の卵で、かつ食用を目的としたものを「玉子」とするという認識が一般的で、明確な基準はないけれど、食材としての意味で、生のものは「卵」、調理されたものは「玉子」と表記する場合が多いそうです。
卵の特徴
・卵の脂質には、必須脂肪酸のリノール酸が豊富に含まれています。
・黄味には、脂溶性ビタミンのビタミンA、E、D、K、水溶性ビタミンのビタミンB1、鉄、が含まれます。
・卵白には、ビタミンB2やカルシウムを多く含みます。
・卵1個(50g)のエネルギー76kcal、タンパク質6.2g、脂質5.2g、炭水化物0.2g
・ビタミンCの含有量が比較的少ないので他の食品から補う必要があります。
・食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養素を含んでいます。
・卵は基本的にサイズが変わっても、黄味の量はあまり変わらないそうです。
・MとLの違いは、白身の量で変わります。
卵1個に含まれる栄養素の割合
※たまご1個61g(可食部52g)、食事摂取基準(女性18~29歳 身体活動レベルⅡ)で算出
※食事摂取基準(厚生労働省2005年版)の「推奨量」「目安量」「目標量」から算出
※上記イラストは全国鶏卵消費販促協議会発行 くらしの中のたまごシリーズ⑭ の6ページを参照
卵のあれこれ
・2015年に卵の摂取制限は無くなくなりました。
体内のコレステロール量は厳密に制御されているので、多くなると排泄が増え、少なくなると体内で合成が増えるそうです。
・しかし、大きさの割にカロリーは高いので、食べ過ぎるとカロリーオーバーになります。
・賞味期限は約2週間。尖ったほうを下にして、パック容器ごと冷蔵庫にしまうと鮮度が長持ちするそうです。
・卵の殻の色がちがっても、栄養や味は大差ないそうですが、飼育方法や餌によっては変わるようです。
・卵白に含まれるリゾチームには、風邪の原因になる細菌などを溶かす働きがあり、風邪をひいた時のたまご酒は、理にかなったものだそうです。
・肉類に比べ脂肪分が少なく、効率よくタンパク質を摂ることができます。
・卵黄に含まれるルテインは、目の中の水晶体や黄斑部に存在する成分で、強力な抗酸化作用を持っています。
目の老化を引き起こす活性酸素を抑えたり、有害なブルーライトや紫外線を吸収して目を守る働きがあるそうです。
・ルテインの抗酸化作用は、肌の老化プロセスから皮膚を守ってくれるそうです。
結び
小さいながらも、毎日の献立に大いに役立ってくれる卵。
こうやって見ていくと、いろんな食べ物に私たちに必要な栄養素がちゃんと用意されていて、有難い限りです。
どんなにすぐれた食べ物も、加工されたり、偏った食べ方をすると、その役割を充分に果たすことができません。そんなの、残念過ぎますね。
生きているものからもらった命を大切に思いながら、ささっとシンプルな献立を作って、よぉく噛んで食べる。
それだけで、私たちの命もかろやかに息づきます。
今回お世話になったサイト
たまごは食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養素を含んでいます。
たまごの栄養成分。それらを効率よく取得するための調理法とは?
「卵」と「玉子」の違いが丸わかり。素朴な疑問を解明します!
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