魚のタンパク質は肉よりも消化がいい!

2020年3月23日

こんにちは、kyokoです。

今日は魚についてのポイントを書きました。

スーパーで選ぶときに、ちょっとでも思い出してもらえたらうれしいです。

 

魚といえばEPAとDHA

魚の脂にしか含まれていないそうです。

EPA(エイコサペンタエン酸)

多価不飽和脂肪酸の一種。血小板を凝集させる物質の生成を抑えて、血液をサラサラにする効果が認められています。

 

DHA(ドコサヘキサエン酸)

多価不飽和脂肪酸の一種。生活習慣病の予防や脳の機能において、重要な働きを持つと考えられています。

 

魚の栄養素

 

お魚の栄養素解剖図

 

魚の機能性成分

 

水産物に含まれる主な機能性成分

 

魚のいろいろ

 

青魚・・イワシ、アジ、サバなど背の青い魚の総称。

青魚の脂肪にはDHA やEPAが豊富に含まれています。
それらは、血液の流れをよくし、悪玉コレステロールを減らす作用があるそうです。
筋肉の形成に欠かせない必須アミノ酸、ロイシンの含有率も高いそうです。

 

白魚・・タイ、ヒラメ、カレイ、サワラ、タラなどの白身魚。

白身魚は高タンパク、低脂肪で、アミノ酸組成が高く、良質。
脂肪が少ない分、消化がよいのでからだが弱っているときの栄養補給によいそうです。
ビタミン類が多く、疲労回復、食欲増進にも期待できます。

 

小魚・・シラス、ちりめんじゃこ、煮干しなどのイワシの稚魚の乾燥品。生のシラウオ、ワカサギ、シシャモなど。

小魚は丸ごと食べられ、カルシウムやビタミンDが豊富。マグネシウム、鉄、亜鉛など体の機能調整に欠かせないミネラルも多いそうです。

 

その他
エビ、カニ、イカ、タコ
タウリンが多く、疲労回復、血管をきれいにする、目がよくみえるような働きがあるとされます。

 

加工品
ツナ、缶詰(イワシ、サバ、サケ、貝など)フィッシュソーセージ、みりん干し、生干し、かば焼きなど。
調理が簡単で保存ができるので、冷蔵しておくと便利。

 

 

魚を買うときはここを見よう

 

・目がきれいで白く濁っていないもの。新鮮な魚の目は青く澄んでいる。

・エラが赤い。時間が経つと暗褐色になる。

・全体の色が鮮やかで光っている。みずみずしい光沢がある。

・からだがピンと張って、弾力がある。

・ウロコが落ちていない。

・10~40時間で自己消化が始まるので、目に見えて鮮度が落ち、腹がやわらかくなる。

 

結び

魚には肉と同じように平均20%くらいのタンパク質が含まれ、肉よりも消化されやすいタンパク質が多いそうです。

 

カルシウムは、煮干しなど小魚のほうが牛乳のよりも何倍も多く含まれているそうです。

カルシウムの吸収をよくするビタミンⅮが、小魚の内臓には含まれているので、同時に補給できるそうです。

 

貝、イカ、タコに含まれるタウリンは、魚の血合いにも多く含まれています。タウリンは、血栓を予防したり、コレステロールの改善、血液中の中性脂肪を減らし、視力の衰えを防ぐなどの働きがあるそうです。

 

ホッケ、アジの干物などは冷凍のまま焼けるので、とても便利です。

サバ缶も最近はいろいろあって迷ってしまいます。

 

遠赤外線の魚焼き器を知人に頂いてから、魚がそれまでより美味しく焼けるようになり、重宝しています。

 

先日購入した予約調理や低温、発酵のできる鍋で、サバの味噌煮を作ったら全然クセがなくすごく美味しくできました。これからはサバの味噌煮の出番が増えそうです。

 

調理器具はおもちゃと同じで使う楽しみがあります。

 

日々の献立が、少しでもラクに楽しく美味しくなるのなら、そして魚の出番が増えるのなら、買いだと思います。しかし、ウチはもうこれ以上何も置けないなぁ。

今日お世話になったサイト

魚の栄養素

農林水産省 特集1 だから、お魚を食べよう!

肉にはない栄養分がいっぱい! お魚栄養講座