一年中安い、栄養素が豊富、食物繊維たっぷり、実はすごいキノコ!
こんにちは、食うリエイターkyokoです。
食べることで、自分のからだをかろやかにプロデュースできるようになりたいです。
今日は低カロリーで栄養素が多く、食物繊維も豊富でうまみ成分もあり、一年中価格も安定している、ありがたい不思議でかわいいキノコです。
昔は「木の子」と言われたそうです。木の切り株や倒木に生えていたからです。
日本には4000種以上のキノコがあると言われますが、正確な数はわかっていないそうです。
そのうち食用は約100種、毒キノコは約200種以上あります。
キノコには、倒木や落ち葉などを栄養とする腐生性と、生きた樹木の根と共生関係を保ちながら生育する菌根性に分けられます。
人工栽培されているのは、ほとんど腐食性のキノコです。
シイタケ、ナメコ、エノキタケ、ブナシメジなど。
菌根性のキノコ
マツタケ、ホンシメジなど。
可食部100g当たりのキノコ類標準成分表
キノコの特徴
・シイタケ・・日本の代表的な食用キノコ。うまみが強く、焼きもの、煮物、天ぷら、鍋、網焼き、肉詰め、スープやパスタにも合う。
かさが開き切らず、肉厚のものが歯ごたえがあっておいしい。
シイタケに含まれるレンチオニンとグアニル酸には、血小板どうしが集まってかたまりになるのを抑える作用があるので、血液をサラサラにする効果が期待される。
・ブナシメジ・・ブナなどの広葉樹の倒木に生える。菌床栽培されたものが一年中流通している。
歯ごたえがよく、くせがないので、鍋物、煮物、炒め物、汁物など、あえもの、さっと酒を振ってホイル焼きなど、どんな料理にも合う。
・エリンギ・・ヨーロッパ原産。日本では1990年代から人工栽培されるようになった。シコシコとした歯ごたえがある。パスタ、肉料理の付け合わせ、ソテーやスープに合う。
・マイタケ・・パリッとした歯ごたえがある。このキノコを見つけると、舞い上がって喜んだのでこの名がついたらしい。鍋物、天ぷら、炊き込みご飯などに合う。
・エノキダケ・・茶色っぽいブラウンエノキもある。くせがなく安価。鍋料理、お吸い物、酢の物などによい。
・ナメコ・・自然のものは秋から初冬にかけ広葉樹の倒木などに生える。粘り気を生かして、みそ汁、ソバの具、なめこおろしなどにする。買ってきたらなるべく早く食べるか、袋ごと冷凍保存する。ヌルヌルは、ながいもやオクラにも含まれるムチンという成分。
・マシュルーム・・ヨーロッパで古くから食べられて来たキノコ。バター炒め、クリームシチュー、ソテー、スープ、パスタ、アヒージョ、生を薄切りにしてサラダにもよい。
・ヒラタケ・・古くから親しまれてきたキノコ。くせがなく水分が多い。鍋、スープ、汁物、煮物、炊き込みご飯、天ぷらなどどんな料理にも合う。
・マツタケ・・独特の香りが秋の風物詩。松林に生え、松の根と共生しながら育つため、人工栽培できない。網焼き、炊き込みご飯、お吸い物などによい。
・ハナビラタケ・・亜高山帯の針葉樹に生えるキノコ。βグルカンの含有率が高い。くせがなく、様々な料理にあう。
・ボルチーニ・・イタリアを代表するキノコ。香りが豊かで、白ワインやシャンパンによく合う。パスタやリゾットに使われる。
キノコあれこれ
・干ししいたけを天日に干すとビタミンÐが10倍になる。時間は30分くらいで十分らしい。
生のしいたけでもビタミンÐが増える。
・キノコは食物繊維がとにく豊富。キャベツやネギより多い。便通をよくする。
・食用キノコ類の多くはビタミンÐ2のもとになるエルゴステロールという物質を含み、これは紫外線や太陽の光をあてるだけで、ビタミンÐ2に変わる。
・キノコは食物繊維、ビタミンB群、ビタミンÐ2、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいる。
・キノコにはアミノ酸の一種であるGABAが多く含まれ、イライラや神経の高ぶりをおさえ、リラックスさせる効果が期待できる。
・キノコは火が通りやすくうまみが抜けやすいので料理の一番最後に入れる。
結び
近所に「ながら道の駅」があるので、キノコはそこで調達します。野菜もキノコもスーパーで買うより安いので助かります。お気に入りはマイタケの大袋360円です。ほぼ毎日みそ汁に入っています。
ここには、アワビタケという珍しいキノコもあります。
草津のソバ屋で、ソバと一緒にマイタケの天ぷらを頼んでいるおじいさんがいて、あまりにもおいしそうだったので、私も頼みました。マイタケがこんなにおいしいとは、驚きです。
低カロリーなのに、多くの栄養素を含み、ビタミン・ミネラルも豊富という「木の子」。
これからもよろしくね。
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