ミネラルは若さを保つ秘訣だった

2019年12月22日

こんにちは、kyokoです。

ミネラルはほんの少しでいいのに、からだのなかでつくることができないので、足りないと、欠乏症を起こします。逆に摂りすぎると過剰症になることもあるそうですが、日本では足りない問題のほうが大きいようです。

ビタミンは多くの元素が組み合わされてできた、有機物。
ミネラルは元素そのもののことで、無機物です。

ミネラルの役割

・食べ物をエネルギーとして使うための酵素を活性化する。

・からだの調子をととのえる。

・からだの組織を構成する。

 

体に必要とされるミネラルは16種類(必須ミネラル)

主要ミネラル7種
カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム

 

微量ミネラル9種
クロム、マンガン、鉄、亜鉛、銅、セレン、モリブデン、ヨウ素、コバルト

 

※ヘルスUP健康づくり より
ヘルスUP健康づくり

 

なぜミネラルが充分に摂れなくなってきたのか

・化学肥料の使用などによる土壌の変質で、50年前に比べ、やさいに含まれるミネラルが大幅に減った。

・ミネラルが失われやすい水処理した食材を使った、加工食品の増加

ミネラル豊富な豆類、海藻、小魚類を家庭で食べる機会が減少した。

・調理パン、カップめん、ファーストフードなどの食事で、やさいを摂る機会が減少した。

 

有害なミネラル

ヒ素、水銀、鉛、カドミウム、アルミニウムなどの有害金属もミネラルです。

有害ミネラルは地面や海水に含まれているので、そこで育つ動植物に蓄積され、それを食べることで体内にとりこまれ、限界を超えると体の不調を引き起こします。

からだによる解毒や排出をされずに蓄積した有害ミネラルは、活性酸素を増やしたり、さまざまな臓器に障害を起こす原因となります。

 

日本人がなりやすいのは、カルシウムと亜鉛不足。

カルシウム不足・・骨軟化症、歯質の低下、骨粗しょう症

亜鉛不足・・味覚障害、免疫力の低下

 

カルシウムと亜鉛を多く含む食べ物


※ミネラルについて知ろう! – 杏林大学PDFより
http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/consultation/pdf/1404.pdf

 

結び

ミネラルと言えばカルシウム、足りないと骨粗しょう症が心配ですね。

日本人は、世界で最もカルシウムのとりかたが少なく、ほとんど飢餓状態だそうです。

カルシウムを食事でとる量がすくなくても、血液中のカルシウムは一定に保たなければなりません。そのため血液のカルシウムが少しでも下がりかけると、甲状腺ホルモンの分泌が増え、骨からカルシウムを取り出し、血液中のカルシウム濃度を一定に保とうとします。

なので、食事からのカルシウムが足りないと、骨のカルシウムが減って骨粗しょう症になってしまいます。

カルシウムが足りないと高血圧、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー病、変形関節症などにもかかりやすくなるそうなので、私は小松菜のおひたしやひじき煮、小エビの切り干し大根煮などを食べています。

カルシウムを充分に摂ることは、若さを保つ秘訣だそうです。

 

参考資料

栄養の基本と食事の教科書 吉岡有紀子(監修)  池田書店
どうカルシウムをとればよいの? | 公益財団法人 骨粗鬆症財団
http://www.jpof.or.jp/prevention/calcium/