昔バターより健康だと言われたマーガリン、今は悪のトランス脂肪酸。

マーガリンは食べないほうがいいのか。

・トランス脂肪酸の水素添加によって作られたマーガリンは、摂りすぎると危険。

・製造工程がプラスチックと同じなので「プラスチック食品」や「狂った油」と呼ばれる。

・トランス脂肪酸をたくさん摂ると、冠動脈性心疾患のリスクが高まる。
 (異論もあります。)

というのが、昨今のマーガリンに対する批判です。

そんな中で、国内のマーガリン製造メーカーは、「トランス脂肪酸フリー」をめざし新商品を売り出しました。

 

ところで、三大栄養素はタンパク質、炭水化物、そして脂質。

その脂質の油と脂の違いです。

 

油と脂の違い

・油=常温で液体・・種実をしぼってできる液状の植物油。

・脂=常温で固体・・肉の脂身やバター、ラードなど動物性の脂。

二つをまとめて油脂(ゆし)と言います。

 

脂肪を構成している要素である脂肪酸。

・飽和脂肪酸・・おもに動物性の脂肪に含まれる。

・不飽和脂肪酸・・植物や魚の脂に多く含まれる。

 

そして、トランス脂肪酸も、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。

 

トランス脂肪酸

・天然のトランス脂肪酸・・牛や羊など反芻動物は、胃の中の微生物の働きで作られる。

・人工のトランス脂肪酸・・常温で液体の植物脂や魚油を固体にするとき水素を加えて作る。

 

人工のトランス脂肪酸が多く含まれる食品

マーガリン・・コーン油、大豆油、紅花油に、粉乳・食塩・ビタミン類などを加え乳化し練り合わせた加工食品。

ファットスプレッド(マーガリンの一種で、マーガリンより油脂が少ない)
 果実加工、チョコレートなどに使用される。

ショートニング(マーガリンから水分と添加物を除いた油脂)
 使用するとサクサク感、パリッと感が出る。
 パン、ケーキ、クッキー、ポテトチップス、ポップコーン、
 ファーストフードのハンバーガー、フライドポテト、ピザ、
 カレールウなどにも使われるそうです。

それらを使ったパン、ドーナツ、ケーキ、菓子類、揚げ物など。

 

マーガリン類に目を光らせよう

 

学生の頃、6枚切りの食パンを買って、毎朝一枚トーストして、マーガリンをたっぷりつけて食べるのが朝ごはんでした。飲み物はお湯を注ぐだけのカップスープ。

それが精いっぱいの朝ごはんだったし、それで満足でした。その頃の私の体に必要な脂質を補ったのは、マーガリンです。

けれど、今は食べません。自分の体に必要な脂質は別のものから摂れるようになったからです。

トランス脂肪酸を含む製品だけが悪いとは思いません。カリカリやパリッとした食感にすると売れるから、そういう製品ができてしまいます。

摂り過ぎないというより、よくないものはできるだけ食べないのが一番です。

何が含まれているか、ラベルを見るくせをつけると意識が高まります。

 

自分の体に必要のないものが入ったり、足りないと、体はサインをくれます。

・胃がむかむかする。

・なんだか体がだるい。

・口の中にオデキのようなものができた。

・口の端が切れる。

・肌がカサカサする。

そんな体の変化があったとき、自分が食べているものをちょっと振り返るのが大事かなと思います。

食べ過ぎているもの、足りないものはないか、常にそれがわかるようになりたいと思います。