1月の和名は睦月、親戚が睦まじく集まる意味だと言われています。

2019年3月21日

あけまして、おめでとうございます。

 

一月の和名は、睦月(むつき)です。他にも、初春月(はつはるづき)、早緑月(さみどりづき)、喜月(かげつ)、三微月(さんびづき)、端月(たんげつ)などがあります。

三微月とは何なのか、調べましたがよくわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると助かります。

 

ところで、1月1日には、「お正月様」という、神様がやってくるので、お正月と呼ぶそうです。

お正月様は、おじいさんとおばあさんの姿をしていて、1月14日の「どんと焼き」の煙とともに帰っていくそうです。

あなたはおせちを家族のために、昨日からせっせと作り、今日は朝からお雑煮を作り、お重をならべ、いつもより忙しい朝を過ごしながら、みんなでお正月を迎えたのではないでしょうか。

 

私は夫と二人だけなので、お互い何が食べたいかリストにし、昨日材料を買い、「紅白」を見ながら、簡単にできるものを手作りしました。久しぶりに見た「紅白」は面白かったです。

 

そして今朝、夫がお雑煮を作っている間に私はお重をつめて、ささやかにお正月気分を味わいました。

 

私の九州の実家は、7日ごろに親戚が集まる「お客」をしていました。

お正月は、具だくさんのみそ汁に丸餅を入れたお雑煮だけで、おせちなんてありませんでした。

 

「お客」の日にはごちそうがあり、おじさんやおばさんたちがお年玉をくれます。

私は長女なので、弟や妹よりも額が多く、日ごろ「おねぇちゃんなんだから。」というだけでいろいろやらされ、割が合わない気がしていましたが、お正月だけは「長女でよかった。」とほくそ笑むのでした。

 

実家の「お客」は、長男の家に親族が集まって宴をする、「睦び月」(むつびつき)そのものでした。しかし、子供のころは楽しい「お客」も、思春期になると煩わしく感じるようになりました。

父親は6人兄弟、母親は8人兄弟、人口4万人の小さな町なので、どこへ行っても親戚だらけなのです。

 

私たち姉弟は、めったに集まることがありません。お互いが遠いせいもあります。
母親が生きているうちに、睦月が実現するよう、みんなで集まってあげたいものです。

風邪は冷たく、これから冬本番ですが、日がわずかに伸びてきましたね。

今年もよろしくおねがいいたします。