1月の和名は睦月、親戚が睦まじく集まる意味だと言われています。
あけまして、おめでとうございます。
一月の和名は、睦月(むつき)です。他にも、初春月(はつはるづき)、早緑月(さみどりづき)、喜月(かげつ)、三微月(さんびづき)、端月(たんげつ)などがあります。
三微月とは何なのか、調べましたがよくわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると助かります。
ところで、1月1日には、「お正月様」という、神様がやってくるので、お正月と呼ぶそうです。
お正月様は、おじいさんとおばあさんの姿をしていて、1月14日の「どんと焼き」の煙とともに帰っていくそうです。
あなたはおせちを家族のために、昨日からせっせと作り、今日は朝からお雑煮を作り、お重をならべ、いつもより忙しい朝を過ごしながら、みんなでお正月を迎えたのではないでしょうか。
私は夫と二人だけなので、お互い何が食べたいかリストにし、昨日材料を買い、「紅白」を見ながら、簡単にできるものを手作りしました。久しぶりに見た「紅白」は面白かったです。
そして今朝、夫がお雑煮を作っている間に私はお重をつめて、ささやかにお正月気分を味わいました。
私の九州の実家は、7日ごろに親戚が集まる「お客」をしていました。
お正月は、具だくさんのみそ汁に丸餅を入れたお雑煮だけで、おせちなんてありませんでした。
「お客」の日にはごちそうがあり、おじさんやおばさんたちがお年玉をくれます。
私は長女なので、弟や妹よりも額が多く、日ごろ「おねぇちゃんなんだから。」というだけでいろいろやらされ、割が合わない気がしていましたが、お正月だけは「長女でよかった。」とほくそ笑むのでした。
実家の「お客」は、長男の家に親族が集まって宴をする、「睦び月」(むつびつき)そのものでした。しかし、子供のころは楽しい「お客」も、思春期になると煩わしく感じるようになりました。
父親は6人兄弟、母親は8人兄弟、人口4万人の小さな町なので、どこへ行っても親戚だらけなのです。
私たち姉弟は、めったに集まることがありません。お互いが遠いせいもあります。
母親が生きているうちに、睦月が実現するよう、みんなで集まってあげたいものです。
風邪は冷たく、これから冬本番ですが、日がわずかに伸びてきましたね。
今年もよろしくおねがいいたします。
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