一緒にいてラクな人と思われたい人へ

願わくば、私は身近な人に「一緒にいてラクな人。」と思われたいのですが、そう思われているかどうかは不明です。

 

この本は、「一緒にいてラクな人。」になるためのアドバイスが詰まっています。人の気持ちを察した言葉とはどういうものかが、とても具体的で納得できます。

 

第4章の特別編では、著者がどうやって「疲れる人。」から「ラクな人。」へ変わっていったかが書かれていて、面白いです。そして、共感しながら、心理的なことも理解できるようになっています。

 

一気に読むことができました。困ったことでも、どう伝えれば穏やかな人間関係が築けるかがわかります。

 

著者は心理学博士で、心理カウンセラーとして20年以上にわたり、のべ5000人以上の心の援助を続けています。大学院では、臨床心理学士の養成をしている方です。

「一緒にいてラクな人 疲れる人」 古宮 昇著  PHP文庫