ヤギのメリーさん

 

いつもの散歩道に、このヤギはいます。

このところ見かけないので、この家の人に聞くと、メリーさんはしんでしまったそうです。

 

何をするでもなく、ただそこにたたずんで、時折「メェー」とないていたメリーさん。

 

何の役にも立たないヤギだと思っていたのに、いつの間にか私の日常の風景として存在していたんだ。

 

私はメリーさんに癒されていたんだ。ただそこにいるだけで。

 

私はそういうブログを作りたいと思っていたことを、思い出しました。

人の役に立つためにはどうしたらいいのだろうとそればかりで、ままならず、私の本心はどんどん小さくなっていました。

 

メリーさんでいいんだ。メリーさんでありたい。

メリーさん、ずっと、ありがとう。