なんだ、私は植物のことが好きだったんだ。

なんだ、私は植物のことが好きだったんだ。

私のブログのキーワードは植物です。

 

季節という暦は、花や草木に教えられ、農作業や種まきの時期を知ります。 日本人は、一年を24の季節としてとらえ、生活してきました。

 

地面のなりたち、どこに生えるかで、植物は変化します。

 

野菜という植物をどう体に取り入れるかが、私たちの健康に大きく関わっています。

 

植物は、さまざまな模様として描かれ、薬として用いられてきました。

 

私と植物の濃密な関係は、私だけではなく誰にとってもそうなのだと思います。

 

 

私の家は専業農家だったので、野菜を育て、市場に出し、そのお金で私は大きくなりました。

 

家の前には田んぼが広がり、春になるとレンゲの花が一面に咲き、私はその中で遊ぶのが大好きでした。

 

伸びたレンゲの中に寝ころぶと背中がひんやりとして、思いっきり手足を伸ばすと、レンゲの花と空しか見えませんでした。耳元ではミツバチがブンブン歌っています。

 

今は、肥料になるレンゲの種ができるまで待っていると、田植えが遅くなるので、植えられなくなったようです。

 

田植えの準備がはじまると、レンゲの田んぼは土を耕し、水田になります。近所の人や親戚の人が集まり、田植えが終わると、小さな稲の苗は風になびき、心細そうでした。

 

家の前の景色は、季節と共に、どんどん変わっていきます。 取れる野菜も四季折々、いつも家は野菜でにぎわっていました。

 

父親と母親が丹精込めて作った野菜は、植物というより「食べ物」でした。 「食べ物」は大切なもの。とても大事に扱っていました。