書くことに、勇気をくれる本。
プロセスではなく、結果にばかり目配りしていたら、不安で身がすくむのも無理はない。
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白紙を前にすると深刻になるのだ。そして、最初から磨かれた宝石のような文章を書きたくなる。
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書くことを、「耳を傾け、名づける行為」という原点に戻すなら、いくつかの規則は消え去る。私たちが観察し、耳を傾け、ノートに記そうとしていることには、それじたい有機的に自ら形を作りだそうとする力がある。
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注意深く耳を傾ければわかる独自の規則があるのだ。強いて形をつくらなくてもいい。耳を澄ませているだけで、自然に形がうまれてくる。「書いてもいい。」と思い、ただ書くとき、私たちは「正しく」書けるのだ。
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書くことは、書きとめることであり、考え出すことではない。考えだそうと奮闘すると、書くことは高尚になりすぎ、手が届かなくなる。ただ書きとめようとするときは緊張はなく、ただ注意力がある。
書くことに関して、疑問や手が止まるとき、この人の本は役立ちます。
ジュリア・キャメロン著 「あなたも作家になろう」
作家をめざすわけではないけれど、書くことは手ごわい。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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