「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 」東京国立近代美術館に行って来ました。

「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 」東京国立近代美術館に行って来ました。

開催期間は2018.321日までです。

 

「この絵いいなぁ。」と思うと、熊谷守一と書いてある。そんな感じで、どういう人なのか、どんな絵を描いてきたのか、あまりよくは知りませんでした。

 

今回、若いころの暗くて写実的な絵。赤い輪郭線が入り始め、単純化されていく過程。海外の画家の影響を受けて描いた絵。そして年を重ねるほどにシンプルで明るく、心に残る絵が増えていく様子などを見ることができました。

 

若いころ、「陽の死んだ日」という作品を本の中で見た時、私はアーティストになれないのだと心底思いました。

 

なんだかマティスみたいだなぁと感じていたわけも、納得がいきました。

それは真似というより、自分の絵を描くためのインスピレーションのようなもので、この方らしさとして昇華されています。なんてどうでもよくて、やっぱりこの人の絵はいいなぁ。

 

 

2の孫を連れて行ったら、「面白かった。」と言っていました。それはたぶん、本物の絵を見るという初体験に対しての感想なのだと思います。

 

でもこれから、今日見た絵をどこかで見かける機会があったとき、私と二人で出かけたことや、皇居の周りを走るたくさんの人をよけながら、東京駅までがんばって歩いたことなどを、楽しかったこととして思い返してくれたら本望です。