大切なものを守る、力と運命が欲しい。

2018年2月13日

めずらしく、シングルマザーの娘が、泣きながら今夜だけ子供たちを預かってほしいと電話してきました。

 

どうしたのと聞いても、何も答えず、泣きじゃくっているだけ。この子が私の前で泣くなんて。

電話の向こうでも、小2と二歳の孫が泣いているのが聞こえます。

 

こんなことは初めてなので、「パパが死んだの?」と離婚した人のことを聞きましたが、違うという。

 

小2の孫に代わるように言い、深呼吸をさせ、今から迎えに行くから着替えの用意をしておくように言いました。

 

行ってみると、娘だけが打ちひしがれ黙って下を向いて涙をこぼしています。孫たちは平静に戻り、夕食を摂っていました。

 

孫たちを車に乗せ、家に帰るとすでに9時。お風呂に入れ、寝かしつけると11時をまわっていました。

 

今日は二人を連れてイチゴ狩りに行きました。イチゴ狩り案内所に行くと、3連休ですでにイチゴはどこにもないと言われました。近隣も同じ状況だそうです。

 

スーパーで好きなイチゴを選ばせ、帰るとその後二人は楽しそうに遊んでいました。

 

夕方迎えに来た娘も、何事もなかったようにしているので、何も聞かずに帰しました。

 

一人で二人の子供を育てる苦労を、私は知らないしわからない。

 

私の大切なかわいい娘が、曲がりなりにも必死で生きている。私にわかるのはそれだけです。

娘の世話にならなくていいようにすること。
自分にできることなら気持ちよくやってあげること。

 

緩く真面目な私の日常を、もっともっと大切にしよう。大切なものを守れるように。思い通りの運命が訪れるように。