お台場にあるMiraikanのドームシアターで「9次元から来た男」を見て感激。

2017年5月13日

こんにちは、ゆるまじです。

 

先日、日本科学未来館(Miraikan)で3Dドームシアター作品

『9次元からきた男』(監修:大栗博司、監督:清水崇)を見てきました。

 

この作品は、チェコで開催されたIPSフルドームフェスティバル2016で、

最優秀教育作品賞を受賞したそうです。

 

物理とは何か、物理学者は何を知ろうとしているのか、

そして物理学の使命の一つである「自然界の基礎法則を発見し、

それを使ってこの宇宙がどのように始まったのか、

そういう根源的な問題を解明する。」という命題を探る、

物理学者の姿を映像作品として伝えようとしています。

 

ドーム状の画面に、最先端の研究機関から提供された科学データを基に

作られた脳が狂喜するようなイメージ画像が次々と映し出され、

ストーリーもテンポよく進んでいきます。

 

圧巻は138億年の宇宙の歴史を2分間で現在からビックバンまでを

さかのぼるシーンです。

画面下にはカウンターがあり、13,800,000.000から凄まじいスピードで、

0へと向かいます。

ビックバン以前の無の世界をどう表現しているかも、見てほしいところです。

 

宇宙の歴史が垣間見れるのと、シャワーのようなニュートリノや

ヒッグス粒子の渋滞、とにかくイメージが面白く、

30分間ワクワクの連続です。

 

私のように物理の理論は知らなくても、映像だけで十分楽しめます。

ミクロとマクロの関係もすごいなぁと思いました。

 

多次元の研究をしている人が、多次元は方程式の中にしかなくて、

表現するのはとても難しい。と言っていましたが、

ここでは数式に基づいて可視化したという

「カラビーヤウ空間」も出てきます。

 

「9次元から来た男」と「バースデイ~宇宙とわたしをつなぐもの~」を

続けて見たせいか、バースデイでは、口を開けて寝ていたと

夫に言われました。ちょっと、疲れてたんですね。

 

ヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」くんが、

みんなを前に手話をしながらかわいい声で歌っていたのをみて、

完璧大道芸人だなぁと思ってしまいました。

 

昼食は、7階レストランで「地球プレート」をフジテレビの建物を見ながら

いただきました。

ミュージアムショップも興味深いものがたくさんあり、

のぞくだけでも楽しいです。

夫は元素記号Tシャツを買いました。