すでに14年間、末期がんでも死なない食事を作り続けるシェフ神尾さんの本。

こんにちは、ゆるまじです。

 

先日、「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」というタイトルに惹かれ、

その本を買いました。

著者はフレンチシェフの神尾哲夫さんです。

 

神尾さんはある日、仕事中に腰に激痛が走り救急車で病院に運ばれました。

2003年、51歳の初夏だったそうです。

 

診察の結果、末期ステージIVの前立線がんでした。

ステージⅣはがんが最も進行した段階です。

がんの指標となる前立腺得異抗原を調べた血液検査では、基準値が4.00ng/ml以下に対し、

神尾さんは1520ng/mlという異常さでした。

 

他の検査も実施され、脊椎に3ヵ所、左鎖骨、左鼠径部のリンパ節に

がんが転移しているのがわかりました。

これでなぜ生きていられるのか、医者がびっくりしたそうです。

 

そして、即入院。手術。その後、放射線治療、ホルモン薬投与。

次々と新しい強い薬になり、副作用に悩まされました。

 

ついに強い薬も効かなくなり、医師に抗がん剤治療を勧められました。

 

抗がん剤は0.1gで7万円もするそうです。

抗がん剤は遺伝子合成阻害剤なので、体の中のすべての細胞、

正常なものもがん細胞も同じように遺伝子合成を阻害する薬剤なのだそうです。

 

神尾さんは、「これでは体がよくなるはずがない。」と思ったそうです。

そして、一時しのぎの抗がん剤治療をやめ、病院を後にしました。

 

こうなったら、自分で何とかするしかない。自分の命は自分で守る!

 

そして原点に立ち返り、

 

自分は料理人。だったら、「食」でどうにかしよう。

 

と決心しました。

 

人間が本来必要とする栄養、細胞が喜ぶような食生活を送れば、

体はきっと良いほうへ向かうはずだと信じ、

自分の体を実験台にして、生きるための試みを始めました。

 

マクロビオティックを2年ほどやると、体が浄化されたように感じましたが、

頑張りが効かないというか力が出なくなり、

肉や魚、卵などの動物性たんぱく質もとるようになりました。

 

神尾さんの食事の基本は、マクロビオティックで学んだ良い点と、

昔の日本食をあわせた雑食です。

 

人間本来の正しい食事を摂ることがことが、免疫力や自然治癒力を高めると信じ、

体の声を聞きながら、食材を吟味し、調理法を工夫したそうです。

 

この本には、どんな食材や調味料を選べばいいのか、

そしてそれをどう調理すればいいのかも書かれています。

 

何をどう食べればいいのかに興味があるというか、

模索している私にとっては、

願ってもない本でした。